テレビの時代はもう終わったの?

そんな論争どうでもいいけど、テレビってやっぱり面白い!

「めちゃイケ」で芸人の本気を観るつもりが「陸空海」でディレクターの本気を魅せつけられた

どうもヨセノヒです。

昨日のゴールデン・プライム帯は特番づくし!

 

フジテレビ「めちゃイケ」の岡村オファーシリーズは毎回観ていて、三浦大知が出るというので、今日も観てみようと思っていたのですが…

めちゃイケCM中にテレ朝の「陸空海 地球征服するなんて」に回したら、そのまま見入っちゃいましたね。

ナスDこと友寄隆英ディレクターの本気と、テレ朝の覚悟のようなものが伝わってきた2時間でした!

 

プライム帯に昇格した「陸空海 地球征服するなんて」

もともと深夜で放送していた陸海空はこの秋から昇格してプライム帯に。

昇格の決め手はただ1つ、ナスDの破天荒なアマゾンロケが超ウケたこと。

正直、他の企画は面白くない時の方が多い。笑

 

もともとU字工事のアマゾンロケを担当していた友寄ディレクターが、だんだん破天荒ぶりを発揮。

その人気が決定的になったのが「ウィト事件」

ある日、現地の人に”美容に良い”と勧められて「ウィト」という果実を全身に塗りたくった友寄D。実はこの果実は「絶対に落ちない染料」の素で、数時間後にはナスのように全身真っ黒に!この日から”スタッフ”から”番組の出演者・ナスD”としてキャラクターを確立していったんですね。

詳しくはぜひこちらの記事を。

wpb.shueisha.co.jp

その人気に味をしめたのか、深夜時代の後半は「ナスD」に頼りっぱなしだったこの番組。

初めはアマゾンロケが本当に面白かったので観ていましたが、「ナスDを超えろ!」「第2のナスDは誰だ!?」的なテンションになってからはほとんど観なくなりました。

 

で、昨日もテレ朝のラテ欄(時間はざっくりです)

18:30-21:00 陸空海 大アマゾンSP 第1部

21:00-22:00 サタデーステーション

22:00-23:00 陸空海 大アマゾンSP 第2部

これを見たときは「いくらなんでもナスD推しすぎでしょ…」なんて思ってました。

 

スタッフの「汗」と「熱」を感じる番組づくり

で、19時台は「めちゃイケ」を観てたわけなんですが、CM中 にちょっと気になったので「陸空海」に目移り。

深夜時代の放送内容に加えて、先住民シピボ族の生活を新たに密着。

ナスDは村の呪術医に「強い悪霊がついているから除霊が必要」と言われ、旅を延期して除霊式を受けることになったらしい。今回の特番はこの除霊の儀式ロケがメインに置かれた構成でした。

 

ナスDは現地の人の懐にスッと入るのが物凄く上手いんです。日本の歌を歌ったり、現地の食べ物を抵抗なくバクバク食べたりして、すぐに村のスターになる。

これはもう人柄ですね。嘘はつかないし、遠慮もしない、思ったことを素直に相手にぶつけるんです。その真っ直ぐな気持ちがアマゾンの人たちに伝わっているようで、今までカメラが入ったことが内容な場所にも入れちゃうんです。

 

そこで撮られた映像は、おそらくバラエティでは初出し。

この番組の良いところは、これを「どうだ!すごいだろ!」といったように仰々しく紹介せず、「アマゾンの日常」として分かりやすくツラツラと紹介していくところ。

 

これ他の番組だったらCMまたぎたいだろうなぁ、といった映像ももったいぶらずに流す。これは数多くの取材映像があるからこそできる。ナスDたちの「汗」と「熱意」が感じられる番組なんです。

 

ナスDに出来てタレントに出来ないこと

ナスDは訳のわからない食べ物を食べるし、泥水を飲むし、毒ヘビが出没する森の中にガンガン入っていく。

この破天荒さが「芸人よりも面白い」と評判な訳ですが、制作スタッフ(素人)だからこそ出来るんですよね。

芸人やタレントは、この番組の仕事以外にも行かなければいけないロケや収録があって…もしここでお腹を壊したら、もしここで大怪我をしたら…と「万が一」を考えるとナスDのような行動は絶対に取れない訳です。

 

ナスDはやっぱり最高にイカれたテレビマンだった

22時からの第2部では、ナスDの凄みがさらに増してました。

(ほんとはこの時間「世にも奇妙な〜」を観るつもりでした)

 

ついに、悪霊を取るために呪術医から除霊の儀式を受けるんですが、これが全くナスDに効かない。笑

始める前には通訳のホルヘさんから「下痢や嘔吐をするかも」「動けなくなる可能性がある」と散々ビビらされる訳ですが、そんなことは一切なく、大きな変化も出てこない。

悪霊が強すぎる…と呪術医は除霊を続ける。その時間、なんと8時間も!

その間、除霊式を周りで見ていた現地の人に影響が出て、体調を崩したり、嘔吐したりしているんです。

 

ここで普通のタレントだったら「除霊されたフリ」をしますよね。まぁヤラセです。

2時間経ったあたりで誰だって心が折れます。呪術医が疲れているのも目に見えてわかったので、正直、「もうヤラセでいいから除霊されたフリしてよ…」って思った人も多かったはず。

 

でもナスDは最後まで体調の変化を訴えず、除霊の儀式を終えました。

そして「視聴者が期待しているように”あそこでフラフラしてもう無理です…”ってなったらそれはヤラセだ」と言い切ったんですね。「イッテQ」という番組名を出しつつ。笑

 

凄いなぁと思うのが、視聴者の目に「あの呪術医はインチキだ」と映らないように放送したこと。

ナスDが本気で除霊式に向き合っているのと同じく、呪術医が全身全霊でナスDの悪霊と向き合っているのが視聴者に伝わるように描いていて、尚且つ、民族自体の純粋さが伝わるような番組構成だったから。

クスっと笑える部分はあるんですが、決して”おフザケ”ではないことがヒシヒシと伝わってきました。

 

どうやら仕事関係で出会った人の生霊が憑いていたらしい。この才能ですから、そりゃ嫉妬もされるでしょう。笑

 

三浦春馬の締めコメントが全てを物語っていた

そんなこんなで、フジテレビの「めちゃイケ」と「世にも奇妙な物語」を見ようとしていた私ですが、昨日のすっかりテレ朝に張り付いてしまいました。

多分、こういう視聴者は多かったんじゃ無いかな〜と思います。

 

ドラマの番宣ゲストだった三浦春馬「近年で最も真実味のあるバラエティだった」と番組の最後にいっていましたが、まさにコレ。

 

非日常だけれどもものすごくリアルティある映像をドキュメンタリーでもなく情報番組でもなく、バラエティ的に描いた番組。

ちゃんと観てないで、なんとも言えないですが…一方の「めちゃイケ」の茶番感がネガティブに映るほどの素晴らしい内容でした。

週明けの視聴率が気になるところです。(日テレは嵐の特番でしたし)

 

 

ナスDについては、「黄金伝説時代」の話や、この番組のキャスティング、今回ゴールデンタイムにエグめの映像を流したことなど、色々と思うことがあるので、改めて記事にしたいと思います。